ちょうど1年前、2018年7月下旬ごろから関東を中心に風疹が急激に増加しました。
今年の1月にはこの三重県津市で行われた研修会の参加者が風疹にも劣らない感染力を持つ
はしかに集団感染したニュースもありましたね。
ちなみに現在も風疹患者は多く、流行しているそうです。
通常、風疹は小児期にかかったり、ワクチンを打つため私たちは抗体を持っています。
しかし年月とともに抗体は低下してしまい、大人になってから感染する可能性は十分にあるようです。
感染力は強く、大人が感染すると重症化し最悪は死に至るケースも。
また妊娠中に感染すると流産や早産、胎児に悪影響が出る可能性があると恐ろしいものです。
今まで風疹=子どもの病気というイメージを持っていたので
身近な場所での流行にびっくりし、怖いものだと改めて感じたのを覚えています。
抗体の低下には個人差があるようですが、県では風疹抗体検査を無料で受けられます。
【対象者】
・妊娠を希望する女性
・妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者
・妊婦の配偶者などの同居者
また、昭和47年4月2日〜昭和54年4月1日までに生まれた男性は
市町村から風疹のクーボン券が配られているそうです。
周りでも昨年のニュースをうけ、慌てて抗体検査を受けた人が何人もいました。
また昭和47年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの方はきっとお仕事も現役バリバリで
お忙しいかもしれませんが、必ず抗体検査を受けてもらいたいですね。
もちろん自費で検査を受けることもできます。自治体によっては助成を行なっている地域も
あるそうですので、一度お住まいの地域の取り組みを確認してみてください。