季節の変わり目などに体調をくずしやくなりますが、
今年の7月は過去10年でも最多とも言われるほど
手足口病が流行しています!!
しかも36都府県で警報基準を超え、
三重県は1医療機関あたりの患者数が全国でも3番目の17.05人とのこと!!
8月上旬までピークが続くそうです。
子どもだけではなく、もし大人がかかってしまうと症状は深刻化して大変危険です!
どうかみなさんせっけんを使ったこまめな手洗いなど予防にお気をつけください。
昨年も北勢版メディサポ夏号にて3大夏かぜについての特集を行いました。
下記にも情報を掲載しましたので、ぜひ参考にしてみてください!
3大夏かぜから子どもを守ろう!
夏は暑さで食欲不振になりがちなうえ、感染症のウイルスは高温多湿の環境を好みます。
子どもにとって夏は体調をくずしやすい季節。あらかじめ夏かぜの特徴を知っておき、予防に努めましょう!
監修:くろだファミリークリニック
黒田 誠院長
桑名市福島850-5(メディガルガーデンくわな内)
TEL0594-24-9696
http://kuroda-fc.com/
*ヘルパンギーナ
*手足口病
*咽頭結膜熱(プール熱)
【夏かぜのポイント】
*3大夏かぜはすべて、手洗いとうがいの敢行、感染者との濃密な接触やタオルの共用を避けるということが予防の中心となります。プールの前後には、必ずシャワーと洗顔を。
*ヘルパンギーナと手足口病は、体の症状が回復してからも長期間わたりウイルスが便に排出されることがあるので、乳幼児が発症した場合はおむつの処理には特に気をつけましょう。
*夏かぜは、十分な休養と栄養をとっていれば1週間ほどで自然と回復してゆきます。口の中が痛むときは、喉ごしのよいものを少しづつでも摂るようにします。過度に心配せず、かかりつけの医師の指示をあおぎましょう。
【夏を健康に過ごすために】
夏は暑さで体力を消耗しやすいので、特に子どもは睡眠と栄養をしっかりとることが大切です。口あたりのよいアイスクリームなど冷たいものばかり食べていると、胃腸が弱って病気にもかかりやすくなります。温かく栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
そのほか夏は熱中症の危険性もありますので、子どもが遊びに夢中になっていたとしても、こまめな水分補給を忘れずに。
黒田 誠院長メッセージ
子どもがいつもと違うなぁと、少しでも感じたときは、熱を計り水分を補給しながら涼しい部屋でゆっくり休ませてあげてください。熱があるようなら、早めに医療機関を受診することをおすすめします。