少子高齢化の現代、労働人口が少なくなりどの業界でも人材確保に力を入れられています。
医療・福祉業界ではサービスの需要も高くなるために特に大きな課題であると思います。
ちなみに、新卒社員の15%程度の人が1年以内に退職してしまうというデータもあるそうです。
働き手は引き手数多のいま、長く力を発揮してもらうために人材育成・環境の整備などは軽視できませんね。
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4月に入社した新人さんも、
もう7月半ばなのでひと通りの仕事を覚え、
慣れてきたころでしょうか。
よく、新人さんを教育するときなどに、
仕事は『ほうれんそう』すなわち、
『報告・連絡・相談』が基本だとか言いますよね。
その『ほうれんそう』について、
ちょっとためになる話があるのでご紹介いたします。
以前SNSで、
「『ほうれんそう』を『おひたし』で返す上司が
カッコイイ!」と話題になったことがありました。
どういうことかというと、
ある人がSNSで以下のつぶやきをしたことが
きっかけです。
自分はよく新人さんに
報告・連絡・相談(ほうれんそう)を教えるけど、
その報告に対して、
〔お〕怒らない
〔ひ〕否定しない
〔た〕助ける(困り事あれば)
〔し〕指示する
と『ほうれんそうのおひたし』を心がけてる。
悪い内容でもこの点に注意してると、
新人さんは早めに相談してくるので対策を打ちやすい
以上のつぶやきですが、これに対し、
たくさんの共感や感嘆の声が集まりました。
まず『ほうれんそう』に対しての
『おひたし』という返しが秀逸ですよね!
『おこらない、否定しない、助ける、指示する』
こんな心がまえを持ってくれている上司になら、
それは『ほうれんそう』しやすいはずです。
『ほうれんそう』のように、
上司が部下にアクションを求めるだけでは一方通行。
社内も社外(お客さんを含む)も
みんながプラスになるように仕事をするには、
マナー(=相手の立場に立つ思いやりの心)は必須。
部下(社員)の気持ちを理解してあげることは、
リーダーとしてとても大事なことです。
部下(社員)と良い関係ができるだけでなく、
職場全体の空気や業績の改善にもつながっていきそうです。
この人は『ほうれんそう』が足りないなぁと
感じる部下(社員)がもしいる場合は、
「報告しても説教(否定)されそう」とか
「助けたり指示してくれなそう」などと考えているかも…。
よろしければぜひ、リーダーや上司の方から先手必勝で
『おひたし』の準備万全にしてみてはいかがでしょう?
そうすればいずれ、たくさんの『ほうれんそう』を
採って来てくれるようになるかも。
ぜひみんなで、美味しい『ほうれんそうのおひたし』を
作っていきましょう!
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