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　口腔内の状態が全身の健康に及ぼす影響が多大なことは、歯科医療以外の医科からも発信され、ここ10年ほどで広く知られることになってきました。このページでもそのことを中心に情報を提供しております。

 

 

　例えば、歯周病と関連する全身疾患として、特に顕著に相関関係が研究結果で得られているのは、

　　　　　１．糖尿病

　　　　　２．関節リウマチ

　　　　　３．心臓血管系疾患

　　　　　４．アルツハイマー病

　　　　　５．早産・低体重児出産

その他、消化器系疾患、呼吸器系疾患、骨粗しょう症、がん、などにも及びます。

　これからは全身の健康に考慮した歯科医療、また逆に、口腔内を考慮した医療が必要不可欠であると考えられます。

 

　歯の治療と申しますがその一大使命は、虫歯で削らなくてはならなかったり虫歯、歯周病で抜かざるをえなかったり、で失ってしまった歯や歯周組織、生体そのものを元通りに取り戻す、再生させることはできないので元と同様に機能を別のもの、義歯、インプラント、などの生体ではない材料で再構築するということがあります。
喪失した機能の回復、機能異常の回復ですね。

　そしてもう一つ、これからの歯科で大事なことは、根本的に口腔内の状態を虫歯や歯周病を再発、進行させないという意味でのサポート、予防です。

　この予防は、とても建設的で積極的な医療分野でもありますが、人はどうしても歯科に限らず、痛みや機能異常を感じないと、日々の忙しさに流されてまだまだ医療に足が向かないものですね。歯を失ったり痛い目にあった後、その後のケアに本腰を入れる方は自分だけでなく大切なご家族が健康な口腔を保つために何かご自身できることがないかという観点をお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

　実は、妊娠期からその対策はできるのです。今回の記事では皆さんが楽しく学べる、歯と全身の健康サポートの情報を提供します。
　それは、女性歯科医師&歯科衛生士による幸せマタニティアンドベビーのライフサポート「すくすくデンタルサポート協会」さんです。たくさんの動画や文章で必要な知識を得ることができます。
「生涯にわたる健康なお口はママからのおくりもの」。ぜひHPにアクセスしてみてください。

すくすくデンタルサポート協会

https://ayakojono.wixsite.com/sukusuku-dental

 

１　子供の歯並び

　　歯並びのいい子に育てるにはまず赤ちゃんの頭のゆがみを予防改善することが大事です。（歯並びのいい子に育てるための
　　授乳の仕方、妊娠中のママケアなど）

２　ママと子供の虫歯になりくさ　　

　　歯の強さは生まれつき決まっているものではなく、栄養などを含めたライフスタイルに大きく影響されます。
　　虫歯のなりにくさだけでなく、その後の病気のかかりにくさにも影響します。

３　早産、低体重児出産の予防

　　ママや赤ちゃんが健康であるために妊娠中の歯周病予防と改善をサポート

４　妊娠中のマイナートラブルの予防

　   できる限りトラブルの少ない楽なお産になるように、お口の中から全身を整えることができます。（ママの腰痛予防、逆子
　　の改善、流産の予防、痔、排尿痛など）

５　子供の姿勢

　　姿勢は呼吸をはじめ、さまざまな体の機能に関係します。よき姿勢を保つことができるからだを育てていくために妊娠中か
　　らできることがあります。

 

 

　失った機能を再構築し、再発を防ぐための予防も大事ですがそのような事態へのリスクを最小限にするための予防は、妊娠中や歯の萌出期前にもあるということを多くの方に知っていただきたく紹介をさせていただきました。今の時代、オンラインでも学べたり情報を得られるのは大変有意義だと思います。
　「すくすくデンタルサポート協会」にリンクを貼ってある歯科医院もこれから増えていくと思います。ぜひとも生まれてくる次世代の子供たち、そしてそれを支えるご家族の健康のためにお役立ていただきたいと思います。