2021年7月より、みたき総合病院ではスポーツ整形外来がスタートいたしました。スポーツを専門としている医師による診察を受けることができ、部活や競技に伴う痛みやケガなどの治療は、地域との連携を重要視されているとのこと。
その連携について新たに取り組まれる「みたきメディカルフィットネスネットワーク」についてご紹介いたします。
スポーツ愛好家やアスリートの方が病気やケガでスポーツを継続することが困難になった際に、医師だけではなく多職種で支える連携を目指しています。
医師や理学療法士、管理栄養士など病院に属する職種だけではなく、患者様のトレーナー、ジム、柔道整復師や鍼灸師など幅広い職種が一体となり、協力し合うことでスポーツ活動に復帰・継続いただくことを目指しています。各職種が対立するのではなく、それぞれの分野でできることを精一杯行い協力することで、満足度も上がります。
また連携においては、地域の困っている先生方や患者様のために、診察のハードルが下がるような関わりを行いますので、ご安心ください。
●地域で完結できる、職種同士の繋がりづくり!
●それぞれの職種の特性を知る!
説明会の開催 【2021年12月】
地域の関係職種の方々に参加いただき、ネットワークの説明会を行いました。
丸山 理学療法士
私自身が窓口となり、地域の整骨院の先生や様々な職種の方と連携し、患者様の紹介やリハビリ相談を積極的に行っていきます。リハビリ患者様においても、安心して治療が受けられるように連携を深めていきたいと思います。
名古屋市立大学整形外科 野崎正浩 医師
大きな痛み・ケガが起こった場合や急性期の状態は、病院が得意とする範囲です。しかしそれ以外のトレーニングや日々のケアなどは、地域の機関へお任せしようというのが私の考えです。スポーツの継続・復帰のために、医師・看護師・リハビリ担当、診療施設などの連携を密にすることが何よりも大切です。そしてネットワークに参加することで、必要時に迅速に連携を進めることができます。また整骨院でお困りの患者様などのご相談は、決してお断りいたしません。これまで受けてきた施術に対しても、誤解を生むような説明は行わず適切なヒアリング・説明を努めます。ご紹介いただきました患者様は、病院での治療が終了したあとは、必ず元の施設へ御戻りいただきますので、ご安心ください。