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2022.06.14

【就労移行支援事業所ジョブステーションマツサカ】ひとりひとりに合った「はたらく」をみつける 第4回

ひとりひとりに合った「はたらく」をみつける  第4

 

令和3年3月から、民間企業の障害者法定雇用率が「2.2%」→「2.3%」へと引き上げられました。

しかし、障害者の求職件数と就職件数の差は開いたままです。障害者の就職について、就労移行支援事業所「ジョブステーションマツサカ」の三村さんにお話をお伺いします。

 

株式会社JMS
代表取締役
三村 作典 さん 

 

 

 

就職までの道のり 

 

 

 

 就職するには、会社と本人のマッチングが大切です。そしてそれを見極めるために面接が行われます。長く継続した仕事ができるためにも、面接に向けてしっかり事前準備を行いましょう。

 まず大切なのは、自分自身について、本人そして第三者がきちんと理解・把握することです。自分自身の特性を理解してもらうことで、会社側でも必要な人員配置や合理的配慮をしてもらえます。もちろん、会社側にもその配慮ができる体制や設備があるのかどうかも、採用の基準になります。自分そして会社側が適切に選択できるように、本人から伝えられるようにすることが先決です。そのためにジョブステーションマツサカでは、「就職アセスメントシート」「ナビゲーションシート」を用います。

「就職アセスメントシート」は当施設のスタッフが本人の様子を見て気づいた点や、注意事項などを記入したもの、「ナビゲーションシート」は、本人が自分の得意なことや苦手なこと、またそれらに対する自己対応、周りにしてほしい対応方法などを記入したものです。この2つの書類を面接時に提示することで、お互いのマッチングのミスを予防します。みなさん、仕事を選ぶ際は条件を重要視する傾向がありますが、それ以上に自分に合っているかどうかが長く仕事をし続けられるポイントです。

条件は、年月やスキルの向上によって変わる可能性はありますが、自分に全く合っていない仕事を合わせることはできません。

また条件にできる限り自分を合わせようとすることも、忘れないでください。

 

 

 ジョブステーションマツサカでは、このようなシートを用いた面接の準備・練習の他に技能面の訓練を行なっています。

PC操作やペン習字、電卓の使い方などで仕事に関する作業、料理や買い物、掃除など生活に関する能力向上を狙います。特に掃除などチームワークを必要とする作業では、人間性が自ずと見えてきます。

手助けをする人、自分一人で集中する人、都合の悪いことからは逃げてしまう人などそれぞれです。それを見つけたスタッフは必要に応じて注意や声かけをすることで、就職ができるような支援を行なっています。また、このような訓練施設に通ってもらうことで生活リズムを身につけることも大事です。

 実際にここでの訓練を経て就職した会社の方から「頑張ってくれているよ」という、嬉しい言葉をもらうことが多々あります。

我々の願いは、人間らしく楽しく長く仕事をし続けて欲しいということです。

今まで知らなかった人と交流したり、何かに挑戦することはとても怖く勇気がいるものだと思います。しかし、その一歩を踏み出していただくことで、これからの人生は大きく変わります。少しずつでいいので、行動してもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

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就労移行支援・福祉に関する相談を幅広く受け付けます!巻末のアンケート、ハガキ、メールなど何でもOK!お待ちしてます!

Mail:info@mie-seikatu.com

 

 

 

 

 

 

就労移行支援事業所

ジョブステーションマツサカ

TEL:0598–23–1571

〒515–0084

松阪市日野町12番地ベルタウン内

併設:日中一時支援、放課後等デイサービス(ベルカレッジ)

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