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2022.08.18

地域の放課後等デイサービスをご紹介【児童発達支援・放課後等デイサービス事業所 ここふる】

自然に触れ合える場所で、新鮮な体験ができる場所

 

 

 

 

児童発達支援・放課後等デイサービス事業所 ここふるの児童発達支援管理責任者の岡井一代さんにお話しをお伺いしました。

 

 

 

●放課後等デイサービスここふるを始めたきっかけを教えてください。

 

 

 ここふるは「ごかつら池ふるさと村」というレジャーパークの中にあり、このパーク自体にはいろんな人が働いたり過ごしたりできる場所にしたいという思いがあります。
また多気町内には、当時放課後等デイサービスがなかったのですが、立ち上げたいという法人の意思と、私自身の障がい者支援の仕事をしていた経験と、興味もあったためここふるを開設することになりました。

 

 



 

 

 

 

●施設の特色を教えてください。

 

 

 車椅子の子や、発達障がいの子など様々な障がいを持った子どもたちが施設を利用しています。そんな中でいろんな人と関わることで、コミュニケーションが取れる場所にしていきたいなと思っています。
また、のどかなふるさと村では、お店や動物園などもあり、いろんな体験ができます。こういった、子どもの時の経験が「動物が好き」「ご飯屋さんで働きたい」という思いとなり、将来就職する時のきっかけに繋がっていけば嬉しいです。

 

 



 

 

 

ここふるには、幅広い年代の子どもたちが施設にいます。そのような環境の中で、小さい子や自分の家族環境ではない人と関わり合うことができます。それぞれが取り組んでいきたいことを、訓練や支援に入れ、またみんなでできることも支援内容に取り入れるようにしています。
みんなが少しでも関われるような季節の制作を取り入れたり、音楽が好きな子はピアノを一緒に弾いたり机などを叩いて音を楽しんでいます。本が好きな子も多く、毎日読んでほしいと要求する子が多いです。

 

 

 

●放課後等デイサービスを運営するにあたってのやりがい・苦労したことがあれば教えてください。

 

 

 ここふるを開所した当時は、ちょうどコロナの緊急事態宣言が出された時期と重なり、全国的にも事例がない中での開設となり苦労しました。
小学校は一斉に休校となり、学校の先生との話ができず、子どもたちの学校での様子も聞けないまま、長時間お預かりすることになりました。その分保護者の方や相談員からしっかり話を聞いて支援の内容を決めていきました。また、外出できない状況が続いたので、体力を落とさないようにということに注意しました。

放課後等デイサービスが当時は多気町になかったので、学校の先生に理解してもらうことも始めは苦労しました。でも、話し合いを繰り返し、支援の成果が出てくると、徐々に理解していただけるようになってきました。色んな人と繋がり、支援の輪が広がっていけば良いなと思っています。

 

 

 

●1日の流れを教えてください。

 

 

 平日は、児童発達支援と日中一時支援の利用者の方は、朝から利用されています。

 

児童発達支援では、一日の流れの中で基本となる生活習慣を身に付けたり、苦手な動作を訓練しています。



 

放課後等デイサービスは学校が終わる頃にお迎えに行き、ここふる到着後は、おやつを食べたら個別で学習やピアノの練習などの個別療育や、季節の制作や音楽遊びなどの集団療育に取り組みます。製作したものは、ふるさと村のお店で展示してもらっています。外遊びも大好きで、近くの公園やお散歩をしたり、池にいるおたまじゃくしを観察したりしています。

月に一度、作業療法士の方に来ていただいて利用者さんや一般の方も参加して訓練をしてもらっています。また、音楽会や楽しいイベントもたくさん開催しています。

 

 

 

 

 

<取材協力>
児童発達支援・放課後等デイサービス事業所 ここふる

〒519-2174 多気郡多気町五桂956
TEL.090-7614-8155

 

【営業時間】
 10:00~17:00(相談に応じます) 
 日曜・年末年始・お盆休み


【対象】
 0~18才(日中一時支援は年齢相談に応じます)


【送迎エリア】
 多気・大台・玉城・度会・松阪市・明和(相談に応じます)


【定員】

 10名

 

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