充実した療法士を中心に、
子どもへのアプローチを専門的に行います
児童発達支援/放課後等デイサービス HARVEST の代表取締役の山口英嗣さんにお話しをお伺いしました。
●放課後等デイサービスを始めようと思われたきっかけを教えてください。
私は以前は病院で作業療法士というリハビリ専門職で働いていました。小児のリハビリを行う中で、地域に密着したサービスの方がより専門職としての能力が活かせるのではないかという思いから、児童発達支援、放課後等デイサービスを開設致しました。
病院で働いていた頃よりも、生活に基づいた悩みが見えてくることが増え、地域での専門職の必要性を改めて感じています。
今夏には『HARVEST UNITE』という4店舗目も開設し、今後も支援の手が届きにくい場所にもサービスを届けたいなと感じています。
●施設の特色を教えてください。
放課後等デイサービスにおいては保育士の方が療育支援を行うことが多いかと思います。HARVESTにおいては療法士(作業療法士、理学療法士、言語聴覚士)のスタッフが各事業所におりますので、子どもの苦手さに合わせて支援のアプローチの仕方を考え、専門的な視点で支援内容を展開していきます。
従業員全体での勉強会も日頃から実施していますので、保育士や指導員の方も楽しみながら専門的な療育支援の方法を学ぶことが出来ます。
●放課後等デイサービスを運営するにあたってのやりがい・苦労したことがあれば教えてください。
地域に活動の拠点を移すことで、多くの子どもたちと触れ合える機会が増えました。様々な地域から多くの子どもたちが来てくれますので、悩みや抱えている思いは多岐にわたります。そんな子どもたちや保護者様方と向き合っていくことに大きなやりがいを感じています。
苦労する点としては、保育園、幼稚園、また小学校や中学校、高校、市町や県の行政機関などと連携を円滑に行なっていくという部分です。これは病院勤務時代には経験がなかったので難しく感じることもあります。療法士の考え方をうまく伝え、子どもを中心とした包括的な支援ができると良いな感じています。
●1日の流れを教えてください。
津に2店舗、松阪に2店舗あります、枠数や細かな時間帯は施設によって異なるのですが、午前は未就学への個別支援を行なっています。午後は津の店舗においては集団療育、松阪は午後も個別療育となっています。
個別支援と集団支援は双方に良さがありますので、その良さを活かす事が重要だと思います。一人ひとりできることが違いますので、個別でその特性を知る必要があります。また子どもたちは集団の中で生活する機会も多いので集団生活における協調性も身につけてほしいと思っています。そういった意味で個別と集団をうまく使い分ける支援を提供できればと思っています。
<取材協力>
児童発達支援/放課後等デイサービス HARVEST
〒515-0043 松阪市下村町852-4
TEL.0598-20-9975
【営業時間】
9:00~15:00(未就学児個別支援)15:00~17:00(就学児個別支援)
【対象】
0才~18才
【送迎エリア】
松阪市の施設は送迎なし。津市の施設はあり(送迎範囲についてはお問い合わせ下さい)。
【定員】
10名