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お口の問題をトータルで診ることのできる

　　　　　　　　　歯科医院で、地元に恩返しをしたい

 

 

 

今回の夢追人

飯坂　友宏　院　長

 

2022年10月に、津市雲出にオープンされるいいさか歯科・口腔外科の飯坂院長にお話をお伺いしました。

 

 

ー医師を目指されたきっかけはなんですか？

 

　「手に職をつけなさい」という親の教えがあり、何か専門職に就くことは随分前から考えていました。

その中でも医療系の学校に進学しようと思っていたところ、新聞で日本歯科大学の摂食・嚥下の記事を読み、興味を引かれ歯科医師への道を目指しました。

 

 

 

 

 

ー学生や研修医としての勉強はいかがでしたか？

 

　　趣味のバスケも楽しみつつ、単位も落とさず勉強にはとても真面目に取り組む学生だったと思います。（笑）

　祖母ががんで亡くなったことがきっかけで、がんに苦しむ患者様を助けたいと思い、口腔がんの治療ができる口腔外科を専攻しようと思いました。口周りについての勉強はしていましたが、全身についての実践的な知識はほとんどなかったので、一から勉強し直すことになりとても大変でした。それでも研修医時代は麻酔科、形成外科、ICU、放射線科など医科研修でたくさんの経験をさせてもらうことができ、全てが新鮮でした。また一人で患者様を診るようになってからはさらに違う大変さがありましたね。今までは自分の上に先生がいて、いろんなことを教えてもらっていましたが、今度は後輩に教える立場になり、インプットとアウトプットの同時並行が難しく、苦労しました。

 

 

 

 

 

 

ー開院される新しい歯科医院についての思いを教えてください。　

 

 

　設備や経験も必要なことから、口腔外科や有病者歯科を行なっている歯科医院は多くありません。

そこで、虫歯やインプラント、口腔内の怪我や粘膜の病気などお口の問題をトータルで診ることのできる歯科医院を、自分が生まれ育ったこの地元に開院することで恩返しができるのではと思っています。

それ以外にも、今までの経験を生かし持病をもった方々への治療や口腔がんの早期発見などにも取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

ー今後の目標について教えてください。

 

　お口のことでも、全身のことでも、何か困ったことがあれば相談できる歯科医院を目指しています。

また、歯科医師になるきっかけにもなった摂食・嚥下についても力を入れていきたいですね。内視鏡を用いて機能には問題がないかをチェックし、誤嚥していしまっているようであればリハビリや食べ方の指導も行なっていきます。ご興味がある方はぜひお声がけください。またこの津市雲出地区は高齢者の方も多いため、訪問診療もできるだけ早く始める予定です。

　勤務してくれるスタッフには、できるだけ長く安心して努めてもらえるような環境を整備したいと考えています。有給の積極的な使用やサービス残業の廃止などにも気を配り、歯科医院ですが企業レベルの福利厚生を目指していきます。

 

 

 

 

 

 

いいさか歯科・口腔外科

〒514-0303 　津市雲出長常町1026-10

☎︎075-754-8177 （えと社会保険労務士事務所）