敬老会イベント
吉野家牛丼 ふるまい
株式会社吉野家
株式会社中日本吉野家 寄付
高齢者にとって地域交流は、良い刺激になり社会のかかわりを持つことができるとても大切なものです。
介護施設でも定期的に地域や社会との交流のできるイベントを開催されているところが多いです。
今回は敬老会イベントを行われた長嶋デイサービスほほえみ様に突撃取材してきました!
長島デイサービスほほえみ
長島支所 西村係長に聞きました!
Q1 どんなイベントですか?
歴史的に桑名市とご縁のある吉野家さんにご寄付いただいた牛丼を、利用者様へお昼ごはんに提供させていただきました。吉野家さんには本当にたくさんご協力いただき、簡易ユニホームや専用丼の使用や、実際に吉野家長島店で勤務されているスタッフの方々にもお越しいただいたおかげで、実際のお店のように牛丼のふるまいをすることができました。
今日限定の、吉野家長島でサービスセンターほほえみ店がオープン!
Q2 なぜこのようなイベントを行おうと思われたのですか?
令和2年4月に管理者に着任し、毎年敬老会を盛大に行っていることを知り、何か企画できないかと考えました。もともと郷土史研究が趣味なのですが、桑名藩の江戸下屋敷の跡地である築地市場を訪問したところ、なんと関東大震災から市場が豊洲に移転するまでのおよそ100年間、吉野家第一号店は桑名藩江戸下屋敷跡地で営業されていたことを知りました。まさか吉野家さんとご縁がるとは驚き、ご連絡させていただいたところ「全面的に協力します」と快諾いただき、イベント実現につながりました。中日本吉野家のみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
Q3イベントで大切にしていることはなんですか?
桑名との「ご縁」と「意外性」を大切にしています。令和2年度であh当施設が〝ほぼ〟日本一低い場所(標高マイナス1.2m)にあるデイサービスであることに気づき、日本一高い場所(標高1159.3m)にある長野県川上村の川上村社会福祉協議会デイサービス様と交流し、それぞれの特産物をお互いの昼食で提供しました。令和3年度では、あんぱんの考案者で株式会社木村屋總本店の創業者である木村安兵衛氏が桑名藩出身ということを知り、1週間の間、毎日異なる味のあんぱんをご提供いただきました。
このようにまさかのご縁を伝えることで、楽しみや喜びを感じてもらいたいと考えています。また伝えて聞く・知るだけではなく、実際に舌で味わってもらうことで、よりたくさんの笑顔を見ることが出来ました。このように驚く・食べる・笑うという三段階の経験を通して、ご利用者さんにはこれからも長く健やかに過ごしていただきたいと願っております。イベントでもそれが実現できるような企画を考えています。
デイサービススタッフさんも簡易制服で吉野家スタッフへと早変わり!
長島店のスタッフ様との交流!利用者さんから「美味しい」とお言葉が上がっています。
株式会社中日本吉野家
河原さん
中日本エリアの吉野家としては初めての試みとなりましたが、貴重な経験をさせていただきました。
普段、店舗に来るのが難しい方々に牛丼を食べてもらう機会を作ってもらえて、ありがたいです。
弊社では社会の高齢化に伴い、高齢者の方も食べやすいような「きざみ」や「やわらか」タイプの具を展開しているので、ぜひ活用いただけると嬉しいです。
【取材協力】
社会福祉法人桑名市社会福祉協議会
長島デイサービスセンターほほえみ
〒511−1122 桑名市長島町松ヶ島66番地
TEL 0594−41−1022